ゴルフスイングパーフェクトレッスン

スリクソン NEW Z-TX ドライバー試打レビュー口コミ

スリクソン NEW Z-TX ドライバー試打してきました。

シャフトは純正の、
Miyazaki Kusala Silver 61　ミヤザキクサラ
フレックスS / 45.25インチ / 重量58g / トルク3.6 / キックポイント先中調子

クラブスペックは、
ロフト10.5° / ライ角57.5° / クラブ重量307g / バランスD2


ダンロップ SRIXONスリクソン NEW Z-TX ドライバー ルール適合モデルMiyazaki Kusala Silver 61





雑誌の試打レポートや広告、そして他サイトの試打評価・口コミで、

そこそこ良い評価を受けている。スリクソン NEW Z-TX ドライバー

正直言っていい？

欲しいとは思わなんだ・・・



まず純正シャフトの、Miyazaki Kusala Silver 61　（ミヤザキクサラ61）

すっごい期待して打ってみた。

印象としては・・・
≪暴れない・しっかりしてる・クセがない・軽い・細く見える≫

叩く人、しっかりとタメが作れる人で、
パワーヒッターには良いかもしれない。

ただし、スライサー・非力な人には向かない。
Miyazaki Kusala Silver 61 （ミヤザキクサラ シルバー61）は、
あくまでも、しっかり振れる人向き。
しっかりとボールをつかまえられる人じゃないと、ハードに感じるはずです。

雑誌評価では、ヘッドスピード44m/s前後あればOKなんて書いてありますが、
44m/s前後程度だと、まず気持ちよくヘッドは走らせられないでしょう。
だって、しっかりしてる分かなり硬く感じますから。
適正ヘッドスピードは40m後半/sだと思って間違いない。
無理して硬いシャフトを使っても、飛距離が落ちるだけですからね。

ヘッドスピード45m/s以下、少しハードかな？と感じた人は、
Miyazaki Kusala Blue 72 S （ミヤザキクサラ ブルー72 S）
を試してみる事をお奨めします。


そして、スリクソン NEW Z-TX ドライバーのヘッド

正直言って、特筆すべき長所は見当たらない。

・アゴが出ていないから優しく見える
・形状的に優しく見える
とは言いますが、それが何？って感じ。

実際打ってみると、特別な優しさは微塵も感じられない。
打感はスリクソンなりに「しっかりした打感」で優しい訳ではないし、
スイートエリアが特別広いという印象も受けない。
「スリクソンというと上級者向けイメージがあるが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　NEW Z-TX ドライバーはそうではない」
という根拠が見当たらない。

・フェードヒッターが、しっかりと狙い通りのストレートフェードを打てる
・ドローヒッターが、しっかりと狙い通りのドローが打てる

こういった、持ち球が確定している中・上級者以外には、
残念ながらお奨め出来ないかなぁ。


■　スリクソン NEW Z-TX ドライバー　総括

・クセのないドライバーを探している人
・持ち球をしっかりと狙い通り、叩きにいける人
・１ラウンドで下半身に疲れが出ない人
・今までも硬いシャフトでしっかりとヘッドを走らせていた人
・中・上級者
・アスリート思考な人

以外にはお奨め出来ません。

「ゴルフを、楽しく・ラクにスコアメイクしたい」
「ゴルフは、ある程度クラブに助けてもらいたい」

このように思っている人であれば、
スリクソン NEW Z-TX ドライバーは不向きです。

新しいドライバーで優しいモデル！ってお探しなら、
よっぽど、R9スーパーMAXの方が好きですねボクも。
⇒R9 SUPER MAX （R9 スーパーマックス）が大好きなんですボク・・・

でも、決してスリクソンが嫌いなわけじゃないんですよ！？
だってボク、未だに「スリクソンWR」がエースドライバーですから。
（やっぱり優しいドライバーとは言い難いですけどね）